羊のうた

羊のうた|おすすめ漫画レビュー

羊のうた

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羊のうた

 

 

おすすめ度★★★☆☆

 

 

作品名:羊のうた

 

作者:冬目景

 

巻数:全7巻

 

出版社:幻冬舎コミックス

 

掲載誌:コミックバーガー → コミックバーズ

 

 

幼い頃に母親を亡くした高校一年生・高城一砂(たかしろかずな)は、父親の友人である江田夫妻に預けられた。
ある日、一砂は同級生の八重樫葉の腕についた血を見て、奇妙な感覚に襲われる。
そして、その感覚に導かれるようにかつて両親と暮らしていた家を訪れ、実の姉である高城千砂(たかしろちずな)と再会する。
そこで一砂は父親の死を告げられ、高城家の「病」のことを聞かされる。
その病とは、吸血鬼のように発作的に他人の血が欲しくなり、理性をなくして他人を襲うという奇病であり、千砂自身もその病に冒されていた。

 

じっとりとした独特の世界観が特徴です。
作者は美術大を出ているそうで、絵は上手いのでしょうが個人的にはあまり好きではありません。
ただ、作風にはマッチしていると思います。
結末も個人的には少し納得いきませんでしたが、これは人によるところです。
兄弟愛を含めた三角関係とは、受け入れ難い読者も多いのではないでしょうか。
千砂と八重樫の対照的な感情など、心理描写に長けていると思いましたが、最終的に何が言いたかったのか私的にはよくわかりませんでした。

 

羊のうた 通常版
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