七つの大罪

七つの大罪|おすすめ漫画レビュー

七つの大罪

七つの大罪

七つの大罪

 

 

おすすめ度★★☆☆☆

 

 

作品名:七つの大罪

 

作者:鈴木央

 

巻数:全41巻

 

出版社:講談社

 

掲載誌:週刊少年マガジン

 

ブリタニア随一の大国・リオネス王国は、聖騎士達による『聖戦』のための軍備強化、更に増長した彼らの横暴によって荒れに荒れていた。
十年前に聖騎士長殺しの濡れ衣を着せられた伝説の騎士〈憤怒の罪〉のメリオダスは、身分を隠して移動酒場を営んでいた折、自らに救国の助命を乞う第三王女エリザベスと出会う。
片や冤罪の真実を知るため、片や母国を救うため、喋る豚ホークをともない、散り散りになったメリオダスの同朋である伝説の騎士団〈七つの大罪〉の行方を探し求める。

 

バトル漫画です。
「七つの大罪」とはカトリックで人間を罪に導く可能性があるとされる7つの罪のことです。
それをモチーフに主人公ら7人が「憤怒」「嫉妬」「強欲」「怠惰」「色欲」「暴食」「傲慢」にただ割り当てられただけで、例えば「暴食」が食いしん坊であるとか、「怠惰」が怠け者であるとか、そういった設定はほとんどありません。
タイトルのインパクト狙いでしょうか。
人気漫画ということでしたが、ストーリー自体はいたって普通のバトル漫画でした。
序盤から終盤に係る大きな伏線があるので、描きはじめたときに終わり方だけ決めていたのだと思います。
肝心なのは中盤数十巻で、伏線を先伸ばしにして話をややこしくするのが嫌なのか、中盤での伏線は張ったと思いきやすぐに回収され、それでいて生死がでたらめで、生きてるのか死んでるのか分からなくなるのでゴチャゴチャして結果的にややこしくなってしまっている印象です。
中盤で風呂敷だけは大きく広がったので、最後の伏線回収が最後に見合わない、ものすごく小規模でこじんまりしたものになってしまいました。

 

 

七つの大罪 通常版
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七つの大罪


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