修羅の刻

修羅の刻|おすすめ漫画レビュー

修羅の刻

修羅の刻

修羅の刻

 

 

おすすめ度★★★★☆

 

 

作品名:修羅の刻

 

作者:川原正敏

 

巻数:全15巻+1巻※現在、連載再開

 

出版社:講談社

 

掲載誌:月刊少年マガジン

 

 

『修羅の門』の主人公・陸奥九十九の先祖である代々の陸奥圓明流の使い手達が史上に名高い猛者と闘い、影に隠れながらも日本の歴史を動かして来た様を描く連作シリーズ。

 

格闘・歴史ロマン漫画です。
宮本武蔵編・風雲幕末編・アメリカ西部編・寛永御前試合編・源義経編・織田信長編・西郷四郎編・雷電爲右衞門編と8部構成になっています。
なお、織田信長編にあたる13巻には「裏」という巻があり、二通りのストーリーが用意されています。
どの話も「歴史の裏に陸奥圓明流あり」という設定になっています。
一話一話の完成度は高いと思います。
ストーリーはおおむね史実通りの展開ではありますが、キャラは史実をかなり曲げています。
どの話もその時代の最強は陸奥圓明流の子孫なので、例えば源義経ファンは、義経は陸奥圓明流に支えられたという設定に憤慨するかもしれません。
そういう面を踏まえて読めば楽しめると思います。

 

『修羅の刻』は『修羅の門』の後作ですが、時代は『修羅の門』の方が後なので、先に『修羅の刻』を読んだ方が、より『修羅の門』を楽しめると思います。

 

※一度は完結した漫画ですが、現在は連載再開しているようです。
完結したらまたレビューします。

 

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