おすすめ度★★★☆☆
作品名:シドニアの騎士
作者:弐瓶勉
巻数:全15巻
出版社:講談社
掲載誌:月刊アフタヌーン
奇居子(ガウナ)と呼ばれる生命体によって太陽系が破壊された1000年後の未来。
種の存続を賭けて繁殖と生産を維持しながら宇宙を旅する「播種船(はしゅせん)」を建造した人類は、太陽系を脱出して移民できる惑星を求め航海していた。
谷風長道(たにかぜ ながて)は祖父と2人で暮らしていた。
祖父の死から3年たち食料が尽きたため米泥棒として捕まる。
そこで、谷風はシドニア船員としての登録記録がなく、祖父は15年以上前に死亡扱いになっていたことを知る。
太陽系を破壊した奇居子と生き残って宇宙船に移住した人間との戦いを描いたスペースファンタジーバトル漫画です。
弐瓶先生の漫画は以前に「BLAME!」を読みましたが、「BLAME!」はストーリーが意味不明だったのに対し「シドニアの騎士」はしっかりとしたストーリーがあり、全然印象が違いました。
とはいえ、ストーリーは複雑と見せかけて実は読みにくいだけで一本筋なのと、ものすごく独特で殺伐とした世界観は弐瓶先生ワールドそのものでした。
1000年後の未来ということですが、ロボットや中世的な人間が出てくるだけでそこまでの未来感はなく、絵のせいか、むしろ昭和の漫画を読んでいるような気すらしました。
絵は上手くないです。
下手というよりは雑です。
回想シーンやら戦闘シーン、特に戦局が複雑に感じたのは絵のせいかもしれません。
シドニアの騎士 通常版
定価9,484円(税込)
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シドニアの騎士