おすすめ度★★★☆☆
作品名:暗殺教室
作者:松井優征
巻数:全21巻
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
ある日突然、進学校「椚ヶ丘中学校」の成績・素行不良者を集めた3年E組の元に防衛省の人間と、異形な姿をした謎の生物がやって来た。
マッハ20で空を飛び、月の7割を破壊して常時三日月の状態にしてしまった危険な生物は「来年3月までに自分を殺せなければ地球を破壊する」ことを宣言したうえ、「椚ヶ丘中学校3年E組」の担任教師となることを希望した。
意味の分からない要望に政府は戸惑いつつも、3年E組の生徒に「謎の生物の暗殺」を依頼。
生徒たちは最初こそ戸惑うが、「成功報酬:100億円」のために殺る気を出す。
その生物=殺せんせー(ころせんせー)の存在とその目的を把握しているのは日本をはじめ各国の首脳陣といったほんの一部の人間のみで、「殺せんせーの存在や殺せんせーの暗殺に携わっていることを、家族を含めた第三者へ絶対に口外してはならない。口外した場合は“記憶消去処置”を施される」「殺せんせーは、3年E組の生徒に絶対に危害を加えてはいけない。ただし、その家族友人は対象外」などの様々な決まりの下に生徒達は殺せんせーを様々な手段で暗殺しようと試みるが、毎回殺せんせーの素早さと予測不能の行動で阻止され、逆に殺せんせーによる手入れを受けることになってしまう。
ブラックコメディ漫画です。
上記あらすじの通りトンデモ設定です。
トンデモ設定ではありますが基本的にはギャグ漫画なので、特に序盤は平凡な日常が描かれており平和です。
管理人の能力の問題でもありますが教室には30人以上生徒がいるのでなかなか覚えられず、序盤は読んでいて眠くなりました。
生徒の顔と名前と特徴が一致しはじめてからは、ぼちぼち面白くなっていきます。
中盤からストーリーも長編が増え読み応えがでてきます。
終盤にはまさかの理論詰めでトンデモ設定が回収され殺せんせーの謎も分かります。
結末は読めましたが、読めたうえで泣けました。
絵は上手くないと思うんですが、生徒30人ちゃんと書き分けられています。
暗殺教室 通常版
定価10,164円(税込)
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