BEASTARS(ビースターズ)

BEASTARS(ビースターズ)|おすすめ漫画レビュー

BEASTARS(ビースターズ)

BEASTARS(ビースターズ)

BEASTARS(ビースターズ)

 

 

おすすめ度★★★☆☆

 

 

作品名:BEASTARS

 

作者:板垣巴留

 

巻数:全22巻

 

出版社:秋田書店

 

掲載誌:週刊少年チャンピオン

 

中高一貫のエリート学校・チェリートン学園内で、ある日草食獣アルパカの生徒テムが肉食獣に殺されるという「食殺事件」が起きる。
テムと同じく演劇部部員であったハイイロオオカミの少年レゴシは、大型の肉食獣であることに加えて寡黙な性格や意味深な言動が災いし、テム殺しの犯人だと疑いの目を向けられてしまう。
幸いこの疑惑はすぐに晴れることとなるが、結局真犯人は見つからないままであり、学園内に生まれた肉食獣と草食獣の確執のようなものが消えることはなかった。

 

学園ビーストヒューマンドラマ漫画です。
人間がいない動物の世界が舞台です。
肉食動物と草食動物が共存していますが、当然肉食動物の方が強いため、草食動物を護るという観点から肉を食すことが法律で禁じられており、そのため肉食動物は本能に逆らって生きていかねばならず、肩身の狭い思いをしているという世界です。
基本的にはハイイロオオカミの主人公レゴシの日常を描いた物語ではありますが、平凡な日常とは言い難く暴力的だったり残酷な描写があります。
レゴシは日々の生活、恋愛、友情など全てにおいてこの種族間での立ち位置に悩み、苦しみ、日々葛藤する物語です。
何か作者の意図があったのかは分かりませんが、レゴシの性格は変に極端なところがあって理解が追いつかないことがあります。
「BEASTARS」は何かが特別優れている訳ではがないのですが、この斬新な世界観が受け入れられれば、はまると思います。

 

 

BEASTARS 通常版
定価10,978円(税込)
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BEASTARS
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