あずみ、ＡＺＵＭＩ｜おすすめ漫画レビュー

 

 

おすすめ度★★★★☆

 

 

作品名：あずみ、ＡＺＵＭＩ

 

作者：小山ゆう

 

巻数：
あずみ　全４８巻（文庫版：全２４巻）
ＡＺＵＭＩ　全１８巻

 

出版社：小学館

 

掲載誌：ビッグコミックスペリオール

 

 

江戸幕府初期、泰平の世を作り上げるため、内乱の芽を摘む暗殺集団の一人として「爺」（小幡月斎）に育てられた少女・あずみの戦いと苦悩を描く。
戦国から泰平の世へと移りゆく中で必要とされなくなった武人たちの不満にスポットが当てられており、過渡期ゆえの社会不安が物語のベースとなっている。

 

歴史バトル漫画です。
まず最初の5巻のストーリー性が圧巻で、かなりおもしろい部類だと思います。
5巻以降はストーリーが進み新しい登場人物が増えていく度に、こんな可愛い女の子が、まさかこんなに強いのか驚愕するという、水戸黄門や遠山の金さんのようなパターンが続きます。
一応ストーリーは進んでいるもののマンネリ化、しかも48巻と少々長いですが、それでも飽きることなく一気に読み切りました。
最終回ではあずみの葛藤が全く解決されていないのが残念です。
エログロは多めです。

 

「ＡＺＵＭＩ」は「あずみ」の続編とされていますが、「ＡＺＵＭＩ」は幕末が舞台となっており「あずみ」とは時期が合わないので、「ＡＺＵＭＩ」と「あずみ」の主人公は別人ということのようです。
「あずみ」同様、普通に最後までおもしろいです。
また、「お〜い!竜馬」とクロスオーバー（ストーリーが共有）しているため、 「お〜い!竜馬」を先に読んでおくと楽しさが倍増します。

 

あずみ　通常版
定価26,499円（税込）
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あずみ

 

あずみ　文庫版
定価19,608円（税込）
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あずみ（文庫版）

 

ＡＺＵＭＩ　通常版
定価10,479円（税込）
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ＡＺＵＭＩ