無法島

おすすめ度★★★☆☆

作品名：無法島

作者：森恒二

巻数：全６巻

出版社：白泉社

掲載誌：ヤングアニマル

20XX年の日本、増加する凶悪犯と、それに反比例するかのように強まる国際社会での死刑廃止論を鑑み、政府は試験的に流刑制度を復活させた。それは、死刑に相当する凶悪犯たちを、凶悪犯罪者隔離目的自治区、通称「無法島」と呼ばれる無人島に送り込み、放置するというものだった。送り込まれた62人の凶悪犯たちは、島の港に着いて間もなく、限られた食料や女をめぐって激しく争い始めるのだった。

サバイバル漫画です。
前作「自殺島」の前日譚（前に起きた出来事）を描いた物語だそうですが、「自殺島」との関わりは最後に少し触れられる程度で、実質的には別パターンの「自殺島」という印象です。
「自殺島」に劣らず面白かったものの悪く言えば変化がなく、最後は打ち切りのような足早な展開で終わったのが残念です。

無法島　通常版
定価4,290円（税込）
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無法島