おすすめ度★★★★☆
作品名:僕だけがいない街
作者: 三部けい
巻数:全9巻
出版社: KADOKAWA
掲載誌: ヤングエース
売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。
その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムリープしてしまうというものだった。
自分の意思とは関係なく発動する上に、能力が発動した結果「マイナスだったことがプラマイ0になる(悪いことが発生しなくなるだけ)、もしくは自分にとってマイナスになる(未然に防ごうとした結果、自分が労力を使う)」というこの能力に不満を持ちながら、悟はピザ屋のアルバイトをこなす日々を過ごしていた。
サスペンス漫画です。
設定はリバイバルを繰り返すサスペンス「ひぐらしのなく頃に」に似ています。
最初こそ解説シーンが多く、説明口調で読み疲れますが、物語が進むにつれ徐々に読みやすくなっていき、それに伴いはまっていきます。
ストーリーはおもしろく、完成度も高いです。
ただし深みはありません。
また、サスペンスとして最も重要視されるべき結末が、やはりそうなったかという、簡単に読めてしまうのが非常に残念です。
そもそもタイトルが・・・これ以上言うとネタバレになってしまうので。
僕だけがいない街 通常版
定価5,654円(税込)
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僕だけがいない街