刻刻

刻刻|おすすめ漫画レビュー

刻刻

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おすすめ度★★★★☆

 

 

作品名:刻刻

 

作者:堀尾省太

 

巻数:全8巻

 

出版社:講談社

 

掲載誌:増刊モーニング2

 

佑河樹里は、無職の父・貴文、ニートの兄・翼、隠居の祖父(じいさん)と母親、シングルマザーの妹・早苗、甥・真と共に、貧乏な暮らしながらも平凡に暮らしていた。
ある日、甥と兄が幼稚園からの帰路の途中で誘拐され、犯人から樹里・父の元に身代金要求の電話が掛かってくる。
犯人の要求する身代金の受け渡し期限までは30分しかなく、間に合わないと悟った樹里は、犯人と刺し違える覚悟で2人の救出へと向かう決意をする。
しかしその時、祖父が佑河家に代々伝わるという止界術を使い、時間を止めてしまう。
人も物も森羅万象が止まった止界で樹里たちは2人の救出へと向かう。

 

SFサスペンス漫画です。
時間が止まった世界というのはタイムスリップものに近くハードルが高いですが、しっかり理論立てされているのがすごいです。
バトルはバルト漫画のそれではなく能力を駆使した心理戦、戦術戦が中心で、これも管理人好みでおもしろいです。
最後の落ちも、このパターンが残っていたかという、非常に納得できるものでした。
おもしろかったです。
画力に関しては絵が下手な訳ではないですが、時間が止まるシーンが多いので動いてるのか止まってのかを表現するのが難しい分、もっと直観的に「動いてるな」、「止まってるな」とわかる程度の画力はほしかったです。

 

 

刻刻  通常版
定価6,273円(税込)
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