月光条例

月光条例|おすすめ漫画レビュー

月光条例

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月光条例

 

 

おすすめ度★★★★☆

 

 

作品名:月光条例

 

作者:藤田和日郎

 

巻数:全29巻

 

出版社:小学館

 

掲載誌:週刊少年サンデー

 

何十年かに一度、真っ青な月の光が「おとぎばなし」の世界をおかしくする。
おかしくなってしまった「おとぎばなし」の世界を正すべく、「月光条例」の使者である「鉢かづき姫」は「〈読み手〉」の世界に助けを求めやってくる。
偶然「月光条例」の極印が刻まれ執行者となった岩崎月光は、おかしくなってしまった「おとぎばなし」を正すための戦いを始めることになった。

 

バトルファンタジー漫画です。
おとぎ話から登場人物が現代に飛び出してきたり、時には物語に入って戦います。
長めの一話完結と見せかけて中盤から長編に入ります。
それにしても藤田先生の「おもしろい漫画を描こうというよりは自分への挑戦」とも取れる難易度の高いこのぶっ飛んだ設定には度肝を抜かれます。
世界観と絵が独特なので若干入りづらさ、読みづらさはありますが、この難解な設定を見事にはねのけるさすがの完成度の高さで、多少謎は残るものの締め方も綺麗で見事でした。
うしおととら」、「からくりサーカス」には劣るものの十分良作だと思います。

 

月光条例 通常版
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