はねバド!

 

 

おすすめ度★★☆☆☆

 

 

作品名：はねバド!

 

作者：濱田浩輔

 

巻数：全１６巻

 

出版社：講談社

 

掲載誌：good!アフタヌーン

 

神奈川県にある北小町（きたこまち）高校バドミントン部、ここで新たにコーチを受け持つことになった立花健太郎だが、練習が厳しすぎると部員が続々とやめていき、新主将となった荒垣なぎさも彼に反抗的で部は分裂寸前、大会出場の頭数も足らないほど窮地に立たされていた。

 

バドミントン漫画です。
舞台は高校です。
スポ根とはほど遠く、序盤はストーリーもキャラもバドミントンも全てが緩い漫画という印象でした。
しかし中盤の試合から本格風なバドミントン漫画に変化しました。
しかし試合は技術やパワー、戦術の設定こそあるものの才能に重点を置いており、それよりもなにもほぼメンタルで競っているような内容です。
それがゆえに、主人公のメンタルは試合中も変動が激しく、熱いバトルというより、精神の戦いで、なにか恐怖すら感じました。
心の成長や葛藤を履き違えているというか、読めば読むほど闇が深い心理描写でした。
パワーバランスも取れておらず、専門的らしき解説があるもののわかりづらく、画力についても女の子は区別しづらく、特に試合描写は連続性と躍動感がないので内容が入ってこないです。

 

はねバド!　通常版
定価10,659円（税込）
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はねバド!