黒子のバスケ

黒子のバスケ|おすすめ漫画レビュー

黒子のバスケ

黒子のバスケ

黒子のバスケ

 

 

おすすめ度★★☆☆☆

 

 

作品名:黒子のバスケ

 

作者:藤巻忠俊

 

巻数:全30巻

 

出版社:集英社

 

掲載誌:週刊少年ジャンプ

 

 

名門帝光中学校バスケットボール部が全中3連覇を達成した。
その立役者となった10年に1人と言われる天才が奇跡的に同時に5人集まった世代「キセキの世代」はそれぞれ別の高校に進み、今度はライバルとしてあいまみえることになる。
しかしその「キセキの世代」には誰も知らない記録にも残っていない幻の6人目がいるという噂があった。

 

主人公が影に徹するという一風変わった青春バスケット漫画です。
まずは序盤の感想ですが、小・中学生にターゲットを絞っているのか大人が読むには幼稚すぎる印象でした。
幼稚さを除いたとしても残念な点が多く、話題作で期待をしていたので残念です。
黒子をベースにしたからなのか、かつての仲間のキャラ名に色、いまのキャラ名には曜日が使われていますが、いかんせんセンスがない。
そして躍動感のない絵、しゃべり方で作ったキャラ個性、非現実的な設定、技に名前までついちゃってます。
某有名バスケット漫画で見たことがあるような回想シーンの入り方やフレーズも散見しました。
それでも30巻続いた人気漫画、ここからおもしろくなるんだと信じ読み続けました。
キャラもだいたい把握しストーリーにも厚みが増してきた中盤に差し掛かるころから、徐々におもしろくなってきました。
ベースは王道なのでスポ魂に弱い管理人は、終盤ちょいちょい泣きそうになりました。
次々に強敵が現れるものの、序盤の強敵も最後まで強敵であるという力のバランスは評価できます。
しかしなによりバスケットが上手い人のことを「強い」と表現するのが最後まで受け入れられませんでした。

 

黒子のバスケ 通常版
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