おすすめ度★★★★☆
作品名:狂四郎2030
作者:徳弘正也
巻数:全20巻(文庫版:全14巻)
出版社:集英社
掲載誌:ス−パ−ジャンプ
第三次世界大戦後の世界で、男女隔離政策がとられる徹底した管理社会のなか、元軍人の廻狂四郎(めぐり きょうしろう)は、バ−チャルマシンを通して出会った小松ユリカ(志乃)に恋をし、反逆罪を覚悟のうえ、彼女に会うために中央電子管理センタ−を目指して旅にでる。
近未来SF冒険SEXYバイオレンスラブロマンスせんずりコメディちんこ漫画です・・・。
徳弘先生らしい、あおり文句で。
一言でいうならば過激版「ロミオとジュリエット」です。
狂四郎は志乃に会いたい反面、殺人鬼である自分を彼女にさらしてよいのか葛藤があり、彼女は彼女で性的虐待を受け続けている自分にトラウマがあります。
開始早々、志乃がレイプされたりと、こんなに性描写が強烈な漫画は、エロ本でもなかなかお目にかかれません。
女性の絵が下手なのが残念です。
バトル部分は圧倒的な戦闘力が「ジャングルの王者た−ちゃん」さながらの迫力で、おもしろいです。
ネタバレになるのであまり触れられませんが、終わり方に少し不満が残ります。
徳弘先生自身が「あとがき」に書いていましたが、ロミオとジュリエットなので、この終わり方でよいと。
このコメントで納得はできました。
かなり癖の強い作品ですが、興味があればぜひ読んでもらいたいです。
狂四郎2030 通常版
定価11,110円(税込)
↓下記リンクをクリックすると該当の漫画の購入ページ(漫画全巻ドットコム)に飛びます。
狂四郎2030
狂四郎2030 文庫版
定価9,825円(税込)
↓下記リンクをクリックすると該当の漫画の購入ページ(漫画全巻ドットコム)に飛びます。
狂四郎2030(文庫版)