帝一の國

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おすすめ度★★★★☆

 

作品名:帝一の國

 

作者:古屋兎丸

 

巻数:全14巻

 

出版社:集英社

 

掲載誌:ジャンプSQ.19 → ジャンプスクエア

 

赤場帝一は「総理大臣になり自分の国を作る」という人生の目的と野望のため、海帝高校の生徒会長になる事を決心した。

 

主人公・帝一が生徒会長を目指す青春、友情、恋愛物語です。
生徒会というレベルではなく、国政並みに本格的で汚い縦社会、そして票集めのため戦略を駆使しミスが許されない緊張感があります。
帝一の外面は「優秀でカリスマ性がある」ですが、実際はメンタルが弱く、戦略も右腕・光明に頼っている部分が多いです。
しかも帝一は悪役です。
大正義ライバル・大鷹弾の出現により帝一の闇は深くなっていきます。
全体を通してキャラ個性は強く、例えばライバル・東郷菊馬はある事件のあと、おでこをトントン叩く癖が芽生えるのですが、そういう発想に強烈なセンスを感じます。
ストーリーも含め全体としてTHE・個性です。
最後は不覚にもちょっと泣けました。
おもしろかったです。

 

帝一の國 通常版
定価7,372円(税込)
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