ナニワトモアレ、なにわ友あれ

ナニワトモアレ、なにわ友あれ|おすすめ漫画レビュー

ナニワトモアレ、なにわ友あれ

ナニワトモアレ

ナニワトモアレ

 

 

おすすめ度★★★★★

 

 

作品名:ナニワトモアレ(一部)、なにわ友あれ(二部)

 

作者:南勝久

 

巻数:
ナニワトモアレ 全28巻
なにわ友あれ 全31巻

 

出版社:週刊ヤングマガジン

 

掲載誌:講談社

 

1990年代前半の大阪と泉州地区(堺・高石・和泉・泉大津・忠岡・岸和田・泉佐野付近)を舞台にした漫画で、大阪環状線を走っていた走り屋たち(いわゆる環状族であり、登場人物が自らを暴走族と言っている場面もある)を描いた作品である。

 

走り屋漫画です。
ストーリーがしっかりしており、ど迫力な抗争、ハラハラして続きが気になる恋愛面など各要素のクオリティが高いです。
南先生自身が元環状族ということもあり、リアリティがあり引き込まれました。

 

グッさんとマーボの成長物語でもあり、ナンパに明け暮れていた冴えない二人組だった二人が、トリーズン(チーム)に入りたくさんの仲間に出会い、環状に魅了され、時を重ねるに連れ成長しかっこよくなっていくのが男として読んでいてたまりません。
暴力シーンもなかなかですが、なにより性描写がえげつなく、この漫画を読むには暴力耐性よりも寝取られ耐性が必要です。
特に「なにわ友あれ」のヒロインは胸糞です。

 

画力の評価が難しく、パッと見では絵は上手くないのですが、登場人物が多い割によく描き分けられており、なにより女の子は可愛いですし、動きの描写もなかなか迫力があるように感じました。
久しぶりに読み終わったあとすぐ読み返しました。

 

「なにわ友あれ」は主人公が代わりますが完全な「ナニワトモアレ」の続編です。
先に「ナニワトモアレ」を読んでいないと楽しさ9割減なので「なにわ友あれ」から読むことはおすすめできません。

 

ナニワトモアレ 通常版
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なにわ友あれ 通常版
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