溺れるナイフ

溺れるナイフ|おすすめ漫画レビュー

溺れるナイフ

溺れるナイフ

溺れるナイフ

 

 

おすすめ度★★★★☆

 

 

作品名:溺れるナイフ

 

作者:ジョージ朝倉

 

巻数:全17巻

 

出版社:講談社

 

掲載誌:別冊フレンド

 

東京で雑誌モデルをしていた小学6年生の美少女望月夏芽は、ある日突然父の故郷である浮雲町(うきぐもちょう)に引っ越すことになる。
東京から遠く離れた田舎町には刺激がなく、自分が欲する「何か」から遠ざかってしまったと落ち込む夏芽だったが、長谷川航一朗(コウ)に出会い、強烈に惹かれていく。

 

恋愛漫画です。
自分が何をしたいのか、何と戦っているのかもわからない、時にはナイフのように尖って人を傷を付けながら思春期を生き抜く男女の物語です。
とは言っても完全に思春期の枠に収まらないほどぶっ飛んでいて、さらにエグさと重さがありました。
幼稚の様な高貴の様な、スケールが大きいような小さいような、それに似合った各々の行動が共感できないどころか意味不明ですが、そのくせ不思議な魅力に惹きつけられました。
ところどころ主人公以外の目線でストーリーが展開するというところもおもしろいです。

 

溺れるナイフ 通常版
定価8,022円(税込)
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